こんばんは。
オラオラ顔のヒカリは、今日で五歳になります。
ヒカリはお迎え健診を待たずして嘔吐し、重度のメガバクでした。
病院に連れて行くと処置をしてくれたあと、連れて帰ってあげてください、と言われて翌日、なんか元気にしてると思ってまた病院に行ったら入院となりましたが、翌朝電話が来て「ごはんもモリモリ食べてます。退院して大丈夫ですよ」って言われて、はい??ってなりました。
この子は食も細くてあまり食べられないだろうし、胃がんの可能性がとても高いので長生きできないことを覚悟しておいてくださいね。
って言われてました。
それが、この入院のあと
私が爪切りを失敗して出血が止まらなくなって病院に駆け込んだ以外は病気になったことがありません。
なんなんだ、ヒカリ。
ヒカリは、誰よりも悲しみを経験した子です。
ウリ、カデナと三人で過ごしていたヒカリは常に末っ子の甘えん坊。お兄ちゃんとお姉ちゃんの後ろをついていけば怖いものなんてまるでなし
ノビノビと過ごしていました。
元々とても優しくおっとりとした子で、他の子と争うことも一度もありませんでした。
カデナが介護の末亡くなった後、二か月後にウララをお迎えしました。
私の中で、我が家の群れの最適な羽数は三羽でした。
ウララの隔離期間が終わるとすぐに、ウリが急な体調不良で三日で逝きました。
数か月の間に、お兄ちゃんとお姉ちゃんを一気に失ったヒカリは、鳴くことがなくなり
ケージから出てくることも少なくなりました。
時々ケージから出てきた時には、とにかくベタベタに甘えさせ、ヒカリも私から離れようとしませんでした。
ウララとの相性は最悪でした。
隔離期間を終えたウララは待ってましたとばかりにヒカリにラブラブ光線を送りまくり、ヒカリの行くところはどこまでも追いかけ、ヒカリはもうひたすらウララが怖くて逃げ回る状態でした。
しばらくは別放鳥、一分、三分、五分と同時放鳥時間を延ばしていき
一年後にようやく二人で遊べるようになりました。
ウララのラブラブ光線は相変わらずで、ヒカリはタジタジしてますが
お互いを呼び鳴きするまでになりました。
よくぞ立ち直ったと思います。
私はヒカリがウリとカデナの後を追ってこのまま亡くなると思っていました。
それほど、ヒカリには生気がありませんでした。
そんなヒカリが5歳になることは、とてもとても感無量です。
私の中では、十分に長生きしてくれたと思っています。
これから何年生きるのかは神のみぞ知るですが、これからの鳥生は今までの哀しみの数倍も喜びがあってほしいと願っています。
余談ですが、私はオパーリンがあまり好みではありませんでした。
ヒカリをお迎えして、なんの品種だって可愛いし愛おしいものだと思いました。
見た目なんて、どうでもいいですよね。
ヒカリは、私にそんなことまで教えてくれた子です。
嫌なことがあったり、辛いことがあった時
ヒカリとウララがリラックスして並んで止まり木に止まっているのを見ていると
スーッと気持ちが軽くなります。
ペットってそんな存在なんじゃないでしょうか。
さて、製作は今日で〆ました。
年越しに向けてやることが山積みで、ヘロヘロです。
無事に年を越せるように頑張るんば!!
ドロン